毎年やってくる花粉症・・・花粉飛散のピークはいつ?

毎年やってくる花粉症・・・花粉飛散のピークはいつ?

今や5人に2人が花粉症の時代

くしゃみ・鼻水・目や肌のかゆみ、咳など・・・毎年やってくる花粉症。その症状の辛さから日々の生活への影響も大きいものとなっています。花粉症の患者数は年々増加し、今や5人に2人が花粉症の時代と言われており、非常に身近な疾患になっています。今回は、花粉症の種類、早期治療開始の重要性について紹介します。

花粉症患者数は10年ごとに10%増加、スギ花粉症が最も多い

花粉症の全国的な調査として、全国の耳鼻咽喉科医とその家族を対象とした鼻アレルギーの全国調査が1998年、2008年、2019年とほぼ10年おきに3回実施されています。それによると、有病率は1998年が19.6%、2008年が29.8%、2019年には42.5%で、10年ごとに約10%ずつ増加しています。最も多いのが春に発症するスギ花粉症で、先述の調査によると2019年には有病率が38.8%でほぼ3人に1人がスギ花粉症と推定されています。

花粉症にはどんな種類があるの?

花粉は一年中飛びますが、多くの人が花粉症に悩まされるのは春と秋です。春にはスギの他、ヒノキ、シラカンバ(北海道)、ハンノキなど、草本ではイネなどの患者も少なくありません。一方、秋にはスギ、イネの他、ブタクサ、ヨモギ、カナムグラなどが挙げられます。

花粉飛散時期・ピークはいつ?

桜の開花のように飛散時期やその量は地域によって多少異なりますが、概ねのようになります。

飛散期間、飛散が極めて多い期間

 

民間気象情報会社の予測によると、2024年春のスギ、ヒノキの花粉飛散量は、全国的には非常に多かった前シーズンと比べて飛散量は減少するものの例年の飛散量を上回るとされています。一方、北海道では前シーズンより多いことが予想されています。

毎年多くの人が症状に悩まされるスギ花粉の飛散時期のピークは、例年、地域ごとに、以下の時期と予想されています。

  ・北海道エリア  3月初旬~5月初旬

  ・東北エリア  2月下旬~4月中旬

  ・関東エリア  2月初旬~4月中旬

  ・中部・東海エリア  2月中旬~4月初旬

  ・関西・中国・四国エリア  3月中旬~4月初旬

  ・九州エリア  2月中旬~3月中旬

ご自身の住んでいる地域がいつ頃から飛散のピークとなるか確認しておきましょう。最近引っ越しをした方は、以前住んでいた地域と飛散時期のピークが異なっている可能性があるので、特に注意しましょう。

抗アレルギー薬は効果が表れるまでに1~2週間かかる

花粉症治療薬の抗アレルギー薬には、様々な種類が発売されていますが、多くの薬剤に共通するのは、効果が出始めるまでに時間がかかることです。個人差はありますが、効果が出始めるには飲み始めから1~2週間程度必要です。そのため、花粉が飛散し始めて症状が出てから服薬するのでは遅いのです。

この弱点については、意外と知られていないのですが、この弱点の対処法として症状が出始める前に服薬を開始する初期療法があります。花粉症では、早期治療介入が有効であり、特にスギ花粉症では少しの花粉でも反応が出る患者さんが多く、鼻症状の重症化を抑えるには花粉飛散開始日前から治療を始める初期療法が有効です。

花粉飛散の1~2週間前から抗アレルギー薬を服用しましょう

まずは、下記から症状チェックを行って、症状に合った対策や治療についてコンシェルジュに相談してみましょう。

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花粉症ドクター監修医師

梅岡 比俊先生

医療法人梅華会グループ理事長
開業医コミュニティM.A.F主宰
予防未病健康医師協会

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